こんにちは。
鈴木英利子です。
今回取り上げるのは、
【子どもが勉強しないで絵ばかり描いている】
というお悩みです。
お母さんとしては、「ちゃんと勉強してほしい。」
勉強し始めたと思ったら、絵を描いている。
学校のノートを見たら、落書きしてる!
黒板写してない!!
家でもいつも絵をかいてばかりで勉強しない。
大丈夫なのでしょうか?
どうすれば勉強するようになるのでしょうか?
と、お母さんは心配になると思います。
でも、
心配ありませn。
その絵、ノートの落書きはうまいでしょう?
友達からも「『絵』といえば、〇〇ちゃん。」
と、
認められ、一目置かれているはずです。
友達はその子の持つよさ・才能を見つる
プロです。
勉強しないで夢中になること。
こちらがやれと言わなくても、どんどんやっちゃうことに
その子の才能は隠れているものです。
才能とは、
勉強ができることだけじゃない。
勉強があまり得意でない人は、
よくできる人を見て、
「勉強ができるのは、よく勉強しているからだ」
と、思うと思いますが、
もちろんそういう面もあるなのですが、
なぜ勉強ができるのかというと、
勉強することが、得意だからです。
「よく勉強するから」
なのではなく、
「得意だから」
勉強することが「苦」や「我慢」ではないのです。
楽しいのです。
勉強することが「苦」や「我慢」に
つながるのだったら、
勉強でがんばらせるのは、ほどほどにして、
好きなこと・夢中になることを、
十分させてあげるといいですよ。
勉強しないで夢中になれるもの(絵を描くだけでなく)を、大切にしてほしい。
自分の子しか見ていないと、絵がうまいことを「あたりまえ」のこととみなして、その子の才能であることに気づかないことがあります。
子どもは誰でも絵ばかりかくわけではありません。
絵ばかり描く。ということは、絵を描く才能がある。ということ。
絵だけでなく、
折り紙ばかり折っている。
歌ばかり歌っている。
虫ばかり追いかけている。
やたら「なぜ」と聞いてくる。
小さい子がやたら近づいてくる。
「優しい」ってよく言われる。
うるさいくらい、おしゃべり。
など。
才能です。
才能が何もない子はいません。
うちの子はないんです。だって勉強もたいしてできないし、走るの遅いし・・・。っていうお母さんは、子どもに「できてあたりまえ」と思っているものを思い浮かべてみてください。
あたりまえだと思って、見過ごしているものの中に
その子の才能はかくれています。
勉強という1つのものさしだけで子どもを見ないで、
多様な視点で見てみてください。
「絵の才能があるから、画家を目指そう。」
とは、言ってませんよ。
好きなことが絵なら、その好きなことに夢中になる「体験」こそが、大切なのです。
好きなことに夢中になる「体験」をたくさんさせてあげましょう。
「それが将来の役に立つ」とか、考えない。
何の役にも立たなそうなことを目いっぱい楽しむ。これが子ども時代に十分やっておくべきことなのです。
まとめ
【子どもが勉強しないで絵ばかり描いている】
絵をかくことはその子の才能。十分絵ばかりかかせてあげよう。
あなたの、お子さんの才能
それはお子さんが夢中になっていることから見つけることができます。
才能質問発見シート
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