多くの国において 一般的に採用されている教育とは、
いわゆる詰め込み型と言われる様な、暗記を主体としたものです。
その為その子どもの評価は、
いかに暗記したかに基準があり、
決してその子の特徴を踏まえたものではない事は、
今更お伝えするまでもないでしょう。
また運動面でも、優れている事が評価となり、これもまた、その子を本当の意味で見ているとはいえません。
しかし現在では、多くの現場でこの矛盾に気付き、
様々な試みがなされている事は、とても喜ばしく感じていますが、
まだまだ現状において、また親の感覚としても、旧態依然とした尺度が蔓延していることは、悲しむべきことです。
つまり今後の教育に望まれる事は、
その子一人一人を見据え、
本人の才能や得意を伸ばすものではないかと思うのです。
私はこれを行うに当たり、必要な考え方として、
その本人が
「どの様に生きていきたいのか?」
を考える事がとても重要なのだ
と気付きました。
その子が、自分の人生をどう生きて行きたいのか?
この観点に立って、その希望の人生を送るには、
どの様な教育が必要なのかと逆算的に考えれば、自ずとどう接するべきか分かるのではないかと思うのです。
私達大人がする事は、その子どもの想いを汲み取り、その子の人生が大いに羽ばたく様に準備し引き出す事だと思うのです。それが真の教育であり、教育と人生とは、決して切る事の出来ない、同義語でもあると思うのです。
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